大人の食育について

食育とは、食事を通して生きる力を育むことを意味します。
昨今、食が欧米化している日本では「子どもの食育」が注目されています。
家庭ではもちろん、学校・イベントなどで学ぶ機会が増えました。
また、将来、健康長寿でいるためには、「大人の食育」も大切です。
そこで今回は、大人の食育の重要性について解説していきたいと思います。

大人の食育はなぜ重要？

食事は生活の基本であり、毎日の積み重ねです。
今の食生活が、将来の健康に表れると言ってよいでしょう。
そのためには、大人も食を選択する力を身に付けていくことが大切です。

季節の食材を味わう

日本には「初物」「旬の食材」を味わう風習があります。
この風習は、季節を楽しむだけでなく、栄養素がたっぷりと含まれた食材を味わうというものです。
実際に旬の食材とそうでない食材では、含まれる栄養素や量が大きな差があることが分かっています。
できるだけ、食事に旬のものを取り入れることで、栄養を余すことなく摂取することができますよ。

朝ごはんをしっかり食べる

「朝は、食欲がない」「起きられない」「食べる時間がない」という方はいらっしゃいませんか。
子どもをはじめ「朝食を食べない」というご家庭が、近年増加傾向にあります。
しかし、健康を維持するためには、朝ごはんが重要です。
1日の脳の働きに影響するため、少しでも食べるようにしましょう。
また、子どもの朝ごはん摂取率は、環境なども影響します。
幼少期から、朝ごはんを食べるクセをつけておくのが理想です。

まとめ

子どもはもちろん、「大人の食育」も大切です。
将来の健康を左右するため、日々の食は、健康的な物を選択すること意識してみましょう。
仕事や家事が忙しく、作る時間がないという方は、栄養バランスを心がけてみてください。